生理中におススメ!リラックスヨガ

お腹に痛みを感じたり、体全体がだるかったり、イライラしたり…。
何かと不調があらわれやすい生理前や生理中。
そんな時は体を動かしてみましょう。深い呼吸とともに行うヨガは、リラックスできて生理の不調の改善にもおすすめ。心と体がラクになりますよ。

インストラクター Yuko さん 元テーマパークパフォーマー。体を動かしていた経験を生かし、現在は東京都内のスタジオでヨガ、エアリアルヨガ、ストレッチなどを幅広い年齢層に教えている。

呼吸法とポーズでリンパの流れをスムーズに

生理痛やPMSなどの症状を緩和するセルフケアの一つとして、適度な運動を日常的に行うことはとても大切です。リラックスヨガはゆったりとした動きなので初心者もトライしやすく、おすすめです。体を動かすことで筋肉がほぐれ、血流やリンパの流れが良くなって生理痛やむくみの改善が期待できますし、深い呼吸は精神を落ち着かせる効果もありますよ。
 今回は生理中でも体に負担が少ない4つのポーズをご紹介します。自分の体調とも相談しながら、無理はせず、心地よさを感じながら行ってみてくださいね。

★ヨガは呼吸法が大事!

ヨガの呼吸の基本は「鼻から吸って鼻から吐く」。ゆっくり空気を吸い込み、ゆっくり吐きます。酸素をたっぷり取り込むことで副交感神経が優位になり、深いリラックス効果が得られます。鼻呼吸が苦しい人は、口呼吸でも大丈夫です。

ヒップリフト

ももの裏やお尻の筋力アップに効果的。骨盤周りの安定や姿勢の改善、ぽっこりお腹の解消にもつながります。

股関節・もも前ストレッチ

座ることが多い人、生理痛がある人におすすめ。足のつけ根のそけい部は、流れが悪いと下半身がむくんだり、冷えが生じたりするので、日頃から意識して動かしましょう。

猫の伸びのポーズ

肩や背中、腰周りをほぐすストレッチ。リンパが集中するわきの下や、内臓がおさまる腹部を伸ばすことで老廃物が押し流されます。胸を開いて深く呼吸することでリラックス効果も。

肩甲骨ストレッチ

姿勢改善や肩こり解消が期待でき、胸が開いて呼吸もしやすくなります。座ってできるストレッチなので、勉強の合間などにもおすすめ。