【Q&A】生理痛…ドクターの相談していいの?~清水先生

生理痛…どう説明したらよいのかも分からなかったりします。
そもそも、どのタイミングでドクターに相談したらいいのか?
相談していいことなのか??それも分からなかったりしませんか
清水先生に、聞いてみました。
ポートサイド女性総合クリニックビバリータ 清水 なほみ 先生 2001年、広島大学医学部卒業。広島大学附属病院産婦人科、ウィミンズウェルネス銀座クリニックなどを経て、2010 年、横浜に「ポートサイド女性総合クリニックビバリータ」を開業。薬に頼らず、健康な体をめざす「脳の動かし方」を提唱している。日本産科婦人科学会専門医、日本不妊カウンセリング学会認定カウンセラー。
10 代女性さんより生理ひどく止め効きませ。自分できるみを緩和する方法はありますか?それと婦人科に行けばみの相談できますか?悩でます。教えてください。

痛み止めが効かないような月経痛がある場合は、早めに婦人科で検査や治療を受けることをお勧めします。

腰回りを温めたり、筋肉を緩めるようにすることによって少しは痛みを和らげることができるかもしれませんが、痛み止めを飲んでも症状が改善しない場合は、痛みの原因がないかをチェックした方が安心です。

月経痛の検査は、超音波検査と場合によって血液検査(子宮内膜症のマーカー)です。

超音波検査は、お腹の上からもできますので内診に抵抗がある場合は検査方法も婦人科で相談してみるとよいでしょう。

例え検査で何も異常がなくても、ひどい月経痛は「内膜症予備軍」として早めに治療を開始した方がよいという意見もあります。

月経痛の治療方法は、低用量や超低用量のピル又は黄体ホルモン療法がメインになります。

いずれも保険適応の治療で、10代の方にも使えるお薬なので、まずは婦人科で相談なさってみてください。