\\教えて先生!// 「生理とどう つきあえばいい?」

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生理とどう つきあえばいい?

学校生活や部活などをするうえで、悩んでいる人も多い生理のこと。

悩みを忘れてラクに快適に過ごすための方法について、佐藤先生に聞きました!

 

一生の生理の回数は少ない方がいい

生理は毎月1回くるのが当たり前で正常なことと思われていますが、実は必ずしもそうとは言えません。一生を通して生理の回数が多すぎると、子宮や卵巣の病気にかかる可能性が高くなることがわかっています。婦人科系の病気を予防するためにも、ピルを服用して生理の回数を少なくしておいたほうが体のためにはいいのです。 ただし、生理不順で生理がきていない人は、体に問題が起こっている可能性がありますので、一度検査することをおすすめします。

生理の痛みや悩みはピルで解決できる!

生理中は痛みのほかに、経血のもれや不快感でストレスがあるという人は多いと思います。それがつらい、わずらわしい、何か良い改善方法がないかなと思っている人は、ぜひ婦人科で相談してみてください。今は生理の不調はピルで解決するのが主流になっています。ピルで不調が改善されて、「もっと早く飲んでいればよかった」という人もたくさんいますよ。

悩みをなくして本来の力を発揮しよう!

生理の悩みを「月に1回のことだから」「しかたない」と諦めないでください。生理痛の原因として病気が潜んでいることだってありますし、そもそも、ラクに快適に毎日を過ごしたいと思うのは悪いことではありません。クリニックに来てもらえればいろんなアドバイスができます。日常生活がよりスムーズになって、勉強や部活、受験や就活などで自分本来の力をしっかり発揮できるようになりますよ!

 


学生A
Q、生理中にお腹がゆるくなりやすいです。
佐藤先生
ホルモンバランスの変化でお腹が緩くなります。体、特にお腹を冷やさないように気をつけて、刺激のある飲み物や食べ物は控えましょう。

学生B
Q、タンポンは頻繁に使っても大丈夫ですか?
佐藤先生
大丈夫です。ただし、長時間の使用や取り出し忘れは、ばい菌が繁殖して炎症を起こします。パッケージに書いてある時間を守ってくださいね。
学生C
Q、生理前に怪我をしやすいというのは本当でしょうか?
佐藤先生
本当です。関節・筋肉・腱をゆるめてしまう作用のあるホルモンが、排卵の後から分泌されるからです。アスリートの中には、ピルで生理の日をコントロールしてパフォーマンスを上げている人も多いですよ。
学生D
Q、効果的に体重コントロールをしたい場合、どんなタイミングがいいでしょうか?
佐藤医師
生理が終わった後の約1週間が心も体も安定している時期なので、運動を始めるのに適していますし食欲をコントロールしやすいです。ダイエットするなら食事を減らすのではなく、運動で脂肪を落としましょう。

 

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