入江先生に、聞いてみました。
入江 琢也 先生(アイレディースクリニック新横浜 院長)
1992年、香川医科大学卒業。慶應義塾大学病院、足利赤十字病院、けいゆう病院、シーズレディースクリニック恵比寿、渋谷文化村通りレディスクリニックを経て、2016年、アイレディースクリニック新横浜院長に。医学博士。中核病院での勤務経験をいかし、良質な医療をクリニックで提供してくれる。バルトリン腺膿瘍の辛い症状を早く確実に処置してくれる。またCO2レーザーによる子宮頸部レーザー治療も行う。女性誌などで信頼できる医師として紹介されている。
うあさん(25歳)
カンジダになってしまい、6日用の膣錠を入れた後に性行為をしてしまったのですが、再度病院にいって薬を入れ直した方が良いでしょうか?
カンジダになってしまい、6日用の膣錠を入れた後に性行為をしてしまったのですが、再度病院にいって薬を入れ直した方が良いでしょうか?
■膣錠使用後に性行為を行ったことによる影響やリスクについて、どのように考えられますか?
膣錠使用後の症状にもよります。性交後に症状が改善していれば影響やリスクは相手にも自分にもないと考えます。
■一般的に、カンジダの治療中に性行為を行った場合、再度薬を使用することが推奨されますか?
かゆみやおりものの症状が改善していれば再度薬の使用は必要ないと考えます。
■膣錠を再度使用することが必要か、その場合は同じ膣錠を使用すべきか、または別の治療法を検討すべきか、先生の意見をお聞かせください。
カンジダ菌は腟内の常在菌の一つです。自身が疲れた時などにカンジダ菌が増殖し、おりものが増えたり外陰部のかゆみ出たりすることはあります。
症状が改善していない状態での性行為であれば再度腟錠を使用した方がよいと思います。
カンジダ菌にも数種類あり、効果がない場合は違う腟錠(カンジダ菌に効果がある腟錠)の使用を検討します。